【自律神経の整え方①】自律神経の乱れとは?
イライラ
腹痛・頭痛・肩こりなどの体の不調で病院に行っても詳しい原因が見つからず、とりあえず薬をもらったという方は多いのではないでしょうか。
こういった症状を、「疲れ」が原因と一括りにされてしましがちですが、実は「自律神経の乱れ」によってこういった体の不調が出てくるのです。
自律神経ってよく耳にするけど、どんなものなの?という方に向けて解説していきたいと思います。
自律神経は大きく分けて2つあります。
交感神経
交感神経は、仕事や学校に行っている時に頑張ろうとするアクセルのような役割を持っています。
副交感神経
副交感神経は、食事や休憩時間、睡眠の時にリラックスさせるブレーキのような役割を持っています。
この2つが働くことによってメリハリのある活動が出来るようになります。逆にどちらだけが優位になると体のバランスは崩れてしまいます。
交感神経優位になると・・・
心身の興奮状態が続いて眠れない。頭痛や肩こりなど筋肉の緊張が出やすいなど
副交感神経が優位になると・・・
免疫力・意欲の低下、疲労感、吐き気や腹痛など
では、自律神経を整えるために何をするかというと普段の食生活や生活習慣を見直したり鍼灸治療で心身を整えていく必要があります。
今回は簡単に自律神経について解説しましたが、詳しい改善方法については次回以降ご紹介したいと思います。
松山鍼灸整骨院 鍼灸科 濱野
参考文献:小林弘幸「眠れなくなるほど面白い自律神経の話」日本文芸社